
「もう食べるのを我慢するダイエットは限界です…」
「食事を制限すればするほど、逆に太ってしまう気がして」
こんな悩みを抱えている40・50代の方は本当に多いです。実際、私のもとにも「〇〇だけダイエット」「1日1食生活」「糖質完全カット」など、様々な極端な食事制限を試しては挫折してしまった方が数多く相談に来られます。
しかし、ここで重要なお話があります。
40・50代以降のダイエットにおいて、我慢や制限に頼る方法は成功どころか、むしろ逆効果になってしまうのです。なぜなら、年齢を重ねた身体には「我慢しないダイエット」こそが最も効果的だからです。
実際、当ジムでダイエットに成功している40・50代の方々は、皆さん「しっかり食べながら、我慢することなく」理想の体型を手に入れています。中でも印象的なのは、Tさん(46歳・主婦)のケースです。
「以前は朝食抜き、昼食はサラダだけ、夕食も糖質カットという我慢の連続でした。半年続けましたが、結果的に3kg太ってしまいました。ところが千葉トレーナーの指導で1日3食しっかり食べ、好きなものも工夫して楽しむようになってから、逆に10kgも痩せることができたんです。今では体重だけでなく、肌艶も良くなり、疲れにくくなりました」
なぜこのようなことが起きるのでしょうか?
その秘密を、Amazonランキング1位も獲得した『メタボ&リバウンド卒業!50代からのダイエット成功メソッド』の著者であり、15年間の指導経験を持つパーソナルトレーナー千葉ゆうすけが詳しく解説します。
【秘訣①】40・50代の基礎代謝を上げるには「しっかり食べる」ことが必要

「カロリーを減らせば痩せる」という単純な発想は、若い頃なら通用するかもしれません。しかし、40・50代の身体にとって、この考え方は大きな誤解です。
なぜなら、年齢を重ねると基礎代謝を維持・向上させるために、十分な栄養素が必要になるからです。我慢して食事量を減らすと、身体は「飢餓状態」と判断し、省エネモードに入ってしまいます。
基礎代謝とは、生命維持のために最低限必要なエネルギーのこと。心臓を動かし、呼吸をし、体温を保つために使われるエネルギーです。この基礎代謝は20代をピークに年々低下していきますが、適切な栄養補給により、低下を防ぎ、さらに向上させることも可能なのです。
極端な食事制限をすると、真っ先に削られるのが基礎代謝です。筋肉を分解してエネルギーに変え、体温を下げ、内臓機能を最低限まで落として、なんとか生命を維持しようとするのです。
特に40・50代では、この省エネモードから回復するのが若い頃より困難になります。一度下がった基礎代謝を元に戻すには、十分な栄養補給と適切な運動が必要です。
我慢しないで摂るべき重要な栄養素:
タンパク質:体重1kgあたり1.2〜1.6g
40・50代では筋肉量の維持がダイエット成功の鍵となります。筋肉は基礎代謝の約40%を占める重要な器官です。体重60kgの方なら、1日に72〜96gのタンパク質が必要です。これを我慢して減らすと、筋肉が分解され、痩せにくい身体になってしまいます。
ビタミンB群:代謝促進の補酵素
糖質、脂質、タンパク質の代謝に不可欠なビタミンB群。特にB1、B2、B6、B12は年齢とともに吸収率が低下するため、若い頃より多く摂取する必要があります。
良質な脂質:ホルモンの材料
我慢して脂質を完全カットすると、代謝に関わるホルモンの材料が不足し、さらに痩せにくくなります。
実際に当ジムで成功された方々の食事記録を見ると、皆さん1日の摂取カロリーは1,500〜1,800kcal程度。決して我慢して極端に少ないわけではありません。むしろ、必要な栄養をしっかり摂ることで、基礎代謝が向上し、結果的に痩せやすい身体になっているのです。
【秘訣②】ストレスを溜めないことが脂肪燃焼の鍵

我慢や制限がもたらす最も深刻な問題の一つが「ストレスによる脂肪蓄積の促進」です。
食べたいものを我慢し続ける状態は、身体にとって大きなストレスです。このストレスに反応して分泌されるのが「コルチゾール」というホルモンです。コルチゾールは本来、危険な状況から身を守るための重要なホルモンですが、慢性的に分泌され続けると、実は脂肪蓄積を促進してしまうのです。
コルチゾールが脂肪蓄積を促進する仕組み:
1. インスリン抵抗性の増加
コルチゾールは血糖値を上昇させ、インスリンの効きを悪くします。その結果、余った糖分が脂肪として蓄積されやすくなります。
2. 筋肉の分解促進
ストレスを感じると、コルチゾールは筋肉を分解してブドウ糖を作り出そうとします。筋肉量が減れば基礎代謝も低下し、痩せにくい身体になってしまいます。
3. 食欲増進ホルモンの分泌
コルチゾールは「グレリン」という食欲増進ホルモンの分泌を促します。これが我慢への反動として起こる過食の原因です。
4. 内臓脂肪の蓄積
コルチゾールは特に内臓脂肪の蓄積を促進します。40・50代で特に気になるお腹周りの脂肪は、まさにこのコルチゾールの影響によるものが多いのです。
我慢しないダイエットのストレス軽減効果:
- 好きな食べ物も工夫して楽しめるため、心理的負担が軽い
- 社会生活を犠牲にしないため、人間関係のストレスがない
- 無理な制限がないため、継続しやすく達成感を得やすい
- 栄養が十分なため、身体的ストレスが少ない
実際、当ジムに来られるKさん(51歳・管理職)はこう話してくれました:
「厳しい食事制限をしていた時期は、食べ物のことばかり考えて仕事に集中できませんでした。しかし、我慢しないダイエットに変えてからは心に余裕ができ、仕事の効率も上がりました。結果的に体重も10kg減り、会社の健康診断でも『ストレス値が大幅に改善している』と言われました」
我慢によるストレスを軽減し、コルチゾールの分泌を正常化することが、40・50代のダイエット成功には欠かせないのです。
【秘訣③】社会生活を楽しみながら続けられる現実的アプローチ

40・50代の生活は、20代・30代とは大きく異なります。社会的な責任も重く、様々な人間関係の中で生活しています。このような環境で我慢や制限を続けることは、現実的に不可能に近く、継続性がないのです。
40・50代の現実的な制約:
仕事での場面
- 取引先との接待や会食
- 職場での歓送迎会や忘年会
- 出張先での食事の選択肢の限界
- 長時間労働による不規則な食事時間
家庭での場面
- 家族と同じ食事を作る必要性
- 子供の好みに合わせた食事メニュー
- 配偶者との食事時間の共有
- 親戚付き合いでの食事の場
社会的な場面
- 友人との食事会や同窓会
- 趣味のサークルでの懇親会
- 地域の行事やイベント
- 冠婚葬祭での食事の場
我慢しないダイエットの社会生活対応法:
Mさん(52歳・営業職)は接待や会食の多い仕事をされています:
「以前は会食のたびに『今日は我慢できなかった』と自己嫌悪に陥っていました。でも千葉トレーナーから教わった『楽しみながら工夫する方法』を実践してからは、仕事の付き合いを心から楽しめるようになりました。
具体的には:
- 乾杯のビールは美味しく飲んで、その後は烏龍茶を楽しむ
- 最初に出てくるサラダや前菜をゆっくり味わって食べる
- メイン料理は半分程度を目安に、会話を楽しみながら食べる
- デザートは一口だけ味見して、『美味しいですね』と会話のきっかけに
こうした工夫で、1年間で12kgの減量に成功しました。何より、人間関係を大切にしながら、我慢せずにダイエットできるのが嬉しいです」
このように、社会生活を犠牲にすることなく、むしろそれを楽しみながらダイエットを成功させることが、40・50代には必要なのです。
【秘訣④】食べ方を工夫すれば我慢せずに効果が出る

多くの方が誤解しているのが「痩せるためには食べる量を我慢するしかない」という思い込みです。しかし、40・50代のダイエットにおいて重要なのは「我慢」ではなく「工夫」なのです。
血糖値をコントロールする食べ方の工夫
同じカロリーの食事でも、食べる順番や組み合わせによって、身体への影響は大きく変わります。特に重要なのが血糖値の急上昇を防ぐことです。
40・50代になると、インスリンの感受性が低下し、若い頃と同じ食事でも血糖値が上がりやすくなります。血糖値が急激に上昇すると、大量のインスリンが分泌され、余った糖分は脂肪として蓄積されてしまいます。
我慢しない効果的な食べ方のルール:
- 野菜・海藻類を最初に楽しむ(食物繊維が糖の吸収を緩やかにする)
- 次にタンパク質をしっかり味わう(満腹感を得やすく、筋肉の材料となる)
- 最後に炭水化物を適量楽しむ(血糖値の急上昇を防ぐ)
この順番で食べるだけで、同じメニューでも血糖値の上昇は約30%抑制されることが研究で分かっています。我慢ではなく、食べる順番を工夫するだけで効果が出るのです。
満腹感を得やすい食材選びの工夫
我慢せずに満足感を得るためには、食材選びの工夫が重要です:
- 高タンパク質食品:鶏胸肉、魚、卵、豆腐(満腹ホルモンのGLP-1分泌を促進)
- 食物繊維豊富な野菜:キャベツ、ブロッコリー、きのこ類(胃で膨らんで満腹感をもたらす)
- 良質な脂質:アボカド、ナッツ、オリーブオイル(満腹感を長時間維持)
代謝を上げる食事タイミングの工夫
いつ食べるかも重要な工夫のポイントです:
- 朝食はしっかりと楽しむ:代謝を上げ、1日のエネルギー消費を促進
- 昼食は普通に味わう:活動量が多い時間帯なので、エネルギーとして消費されやすい
- 夕食は質を重視して楽しむ:就寝前なので、消化に良いものを中心に、でも我慢はしない
実際の成功例:我慢しない1日の食事メニュー
Yさん(48歳・事務職)の1日の食事メニューをご紹介します:
朝食(約450kcal)
- 玄米ご飯 1杯(美味しくいただく)
- 納豆 1パック(好きな薬味をプラス)
- わかめの味噌汁(だしの風味を楽しむ)
- 野菜サラダ(好きなドレッシングで)
昼食(約600kcal)
- 鶏胸肉のソテー 150g(好きな調理法で)
- 野菜炒め 大盛り(彩り豊かに)
- 玄米ご飯 1杯
- フルーツ(季節のものを楽しむ)
夕食(約500kcal)
- 焼き魚 1切れ(好きな種類を選んで)
- 野菜たっぷりの煮物(だしを効かせて)
- 豆腐の味噌汁(温かくてほっとする)
- 小鉢(ひじきの煮物など)
間食(約100kcal)
- ヨーグルト 100g(フルーツを加えて)
合計約1,650kcalと、決して我慢していない量を美味しく食べながら、6ヶ月で8kgの減量に成功されました。
「以前は1,200kcal以下に我慢していたのに全然痩せませんでした。でも、我慢をやめて食べ方を工夫しただけで、満足しながら食べても痩せるようになったんです」とYさんは驚いていました。
【秘訣⑤】楽しみながら続ける習慣作りで一生もののダイエット

ダイエットの成功は「一時的に痩せること」ではなく「理想の体重を維持し続けること」です。40・50代のダイエットにおいて、この視点は特に重要です。なぜなら、我慢に基づく方法では長期継続が困難だからです。
一生続けられる楽しい食習慣の構築法
我慢や制限は、どれだけ強い意志力を持っていても長期間続けることは困難です。人間の意志力には限界があり、特に40・50代では仕事や家庭のストレスで、我慢に割けるエネルギーも限られています。
そこで重要になるのが「楽しみながら続けられる緩やかな変化」です:
完璧を求めず、楽しむことを重視
- 毎食完璧を目指すのではなく、1日の中で楽しく調整する
- 食べ過ぎた翌日は軽めの食事にするなど、ゲーム感覚でバランスを取る
好きな食べ物を工夫して楽しむ
- 好きなお菓子やお酒も、量や頻度を調整しながら罪悪感なく楽しむ
- 「食べてはいけない」から「美味しく工夫して食べる」へ発想転換
生活リズムに合わせた柔軟で楽しいアプローチ
- 忙しい日は簡単な食事でもOKと割り切る
- 外食が続く時期は家での食事で楽しく調整
「80%ルール」による楽しい柔軟性の確保
当ジムで指導している「80%ルール」は、多くの40・50代の方に「これなら楽しく続けられる」と支持されています。これは「100点を目指さず、80点でOK」という考え方です。
- 週7日のうち、5〜6日は理想的な食事を心がけて楽しむ
- 残りの1〜2日は多少自由に食べることを心から楽しむ
- 月30日のうち、24日程度守れれば十分と考える
このルールにより、完璧主義による我慢とストレスを避けながら、楽しく着実に結果を出すことができます。
食事を楽しみながら痩せる心理的効果
我慢中心のダイエットでよく見落とされるのが「食べる楽しみを奪うことの心理的ダメージ」です。40・50代にとって、食事は単なる栄養補給ではなく:
- 家族とのコミュニケーションの場
- 仕事のストレス発散の手段
- 人生の楽しみの一つ
- 文化や季節を感じる機会
これらを全て我慢してしまうと、ダイエットは「苦行」となり、長続きしません。
しかし、食べることを楽しみながらダイエットができれば:
- ストレスが軽減され、コルチゾールの分泌が正常化
- 食事への意識が高まり、自然と良い選択ができるようになる
- 家族や友人との関係も良好に保てる
- ダイエットそのものが楽しい体験となり、継続しやすくなる
実際の成功例:楽しみながら継続している方の声
Hさん(49歳・主婦)はこう語っています:
「以前は家族と別メニューを作って、一人だけ我慢していたので、食事の時間が憂鬱でした。でも今は、同じメニューを食べ方や量を工夫して家族みんなで楽しんでいます。夫も『最近の料理は健康的で美味しい』と喜んでくれて、一緒に8kgずつ痩せました。我慢している感覚が全くないのに結果が出て、本当に驚いています。食事の時間が家族の楽しい団らんの時間になりました」
長期継続のためには、食事を「我慢するもの」ではなく「楽しみながら改善するもの」として捉えることが重要なのです。
最後に:我慢しないからこそ、ずっと続けられる
「我慢するダイエット」は一時的な体重減少をもたらすかもしれませんが、40・50代の身体と生活には適していません。むしろ、基礎代謝の低下、ストレスの増加、社会生活への支障、そして最終的なリバウンドという悪循環を招いてしまいます。
しかし、科学的根拠に基づいた「我慢しないダイエット」なら:
- 基礎代謝を維持・向上させながら健康的に痩せられる
- ストレスなく、楽しみながら続けられる
- 社会生活を犠牲にすることなく成果を出せる
- 一生続けられる習慣として定着する
- リバウンドのリスクを最小限に抑えられる
年齢を重ねた身体には、年齢に応じた適切なアプローチが必要です。若い頃の我慢中心の方法に固執するのではなく、今の自分の身体と生活に合った楽しい方法を見つけることが成功への近道なのです。
食べることは人生の大きな楽しみの一つです。その楽しみを我慢で奪うことなく、むしろより豊かにしながら理想の体型を手に入れる―それが40・50代のダイエットの理想的な形だと私は考えています。
我慢は一時的な力しか生みませんが、楽しみは一生続く力になります。あなたも我慢をやめて、楽しみながら理想の体型を手に入れませんか?
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